曲名:防人の歌(さだまさし)
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ラスベガス(Las Vegas)観光

ラスベガスは、アメリカ合衆国西部のネバダ州南部にある同州最大の都市。
気候は砂漠気候で到着した日は38℃の猛暑でしたが、蒸し暑さがなく汗もかかずに過ごせました。東海岸のアトランティックシティと並んで、カジノなどのギャンブルで有名。またネバダ州は法人税、個人所得税等がない上に、他の税金も非常に税率が低い為、シティバンクをはじめ大手有名企業が進出して人口が毎月5千人増加して米国一の増加率だそうです。
おかげで住宅の高騰が続き3年間で倍になったとガイドの説明でした。又、毎日の観光客は10万人、ホテルの収容人員が13万でまだホテルが不足で今でもあちこちホテルの建設ラッシュでした。

1940年代にフーバーダムを建設し、ダムから得られる豊富な電力を利用して、ネバダ砂漠に軍事基地や核実験場が続々と建設され、その関係者が町に住むようになったそうです。


旅行日程

(日程)2007年5月30日(土)〜6月1日(金) 2泊3日のラスベガス・グランドキャニオン
(コース)サンノゼ空港〜飛行機・1時間20分〜マキャラン・ラスベガス空港〜タクシー〜モンテカルロホテル(泊)〜観光バス(5時間)〜グランドキャニオン(泊)〜グランドキャニオン空港〜ボルダー空港〜バス〜マキャラン空港〜サンノゼ空港

5月30日、サンノゼ空港発10:05〜マキャラン・ラスベガス空港着11:25
サンノゼから利用したサウスウエスト航空は搭乗券・座席指定もなく、事前にインターネットでバーコード付予約表をプリントアウトして搭乗口で見せるだけ、座席は予約表に印刷しているA、B, Cの各グループ順に搭乗して自分の好きな座席に座るようになっていてコスト削減の仕組みができていました。
空港からタクシーで10分(20ドル)で宿泊先のモンテカルロ(Monte Carlo)でチエックイン後、早速歩いて昼間の観光へ。
かっての砂漠のオアシスが大都会に変貌したラスベガス 飛行機を降りると搭乗出口前にはカジノ場
ストリップ通りの中心街
ストリップ通りの中心街 パリス・エッフェル塔前

宿泊のホテル  Monte Carlo(モンテカルロ)

このホテルは他のホテルと違い入り口からフロントや部屋に行くのにカジノを通らなくていい事と飛行場から近くて便利でした。
ラスベガスのホテルでは何とかカジノをさせようと入口を入るとまずカジノ場、トイレに行くにもカジノを通過、部屋でゆっくりくつろがせないために冷蔵庫は置いていない等とにかくカジノで遊ばせるようにできていました。


ベラージオホテルの噴水ショー

ラスベガスの無料噴水ショーは15分間隔で行われ昼と夜2回見ました。
5万平方メートルともいわれる広大な "コモ湖" の横幅いっぱいに整然と配置された 1000機を超えるハイテク噴射装置から芸術的な動きを見せる噴水が BGM に合わせて空高く舞い上がるこの幻想的なショーは最高でした。又、高級ショッピング街やホテル棟との絶妙なコントラストは絶好の撮影ポイントでした。
ストリップ通りから見た噴水ショー ベラージオホテルの玄関から見た夜の噴水ショー
ストリップ通りから見た噴水ショー
ベラージオホテルの玄関から見た夜の噴水ショー
パリス・エッフェル塔の最上階から見たベラージオホテルとストリップ通り

夜景イルミネーション ツアー

 ラスベガス観光は、なんといっても夜景。その代表がダウンタウンのフリーモントエクスペリエンスの電飾 、ストラトスフィアタワーの展望台からの夜景 、リオのマスカレードショーを短時間で効率よく回るツアーに参加しました。(60ドル/人、日本語ガイド、おにぎり弁当付き、催行会社 NKS 社)

リオオールスイートホテルにてマスカレードショー

リオオールスイートホテル内で行われる無料ショーのマスカレードショー・インザスカイは、中央のステージを中心に空中にはフロートが縦横無尽に動き回り、まさに雰囲気はリオのカーニバルでした。リオオールスイートホテルはラスベガスの中心部であるストリップ通りから離れていますが、このショーは見る価値は充分にありました。
ツアー一行はガイドの案内で最前列でかぶりつきのショーを見ながらダンサーが投げてくれる首飾りを必死になって拾いました。この首飾りをしてカジノで挑戦すると必ず勝ちますと無責任なガイドが言っていました。


ダンタウンのフリモントエクスペリエンス(電飾アーケード)

90年代初頭にストリップ地区で始まった大型テーマホテルの建設ラッシュに押され、地盤沈下気味だったダウンタウン地区の商工会が一致団結し、7000万ドルという巨費を投じて 1995年 12月に完成させたハイテクアーケード街を観光しました。このフリーモントストリート は、長さ約 420メートルのハイテクアーケードで覆われ、そこに1250万個の LED (発光ダイオード)と数十台の高性能スピーカーが取り付けられ、歩行者の頭上で光と音のアトラクションがくり広げられていました。
2003年秋からは、それら電球を約 1250万個の LED (発光ダイオード) に置き換える工事が始まり、2004年 6月に完成。今ではよりきめ細かな映像描写が可能になり、そのスペックは画素数約 1250万、毎秒 60フレーム、消費電力 2.2メガワット (発光体部分)、0.55メガワット(サウンド)、220台のスピーカーとなっているそうです。


ストラトスフィアタワーの展望台

成層圏(ストラトスフィア)と名付けられた「ストラトスフィアホテル」に併設された高さ350mの展望タワーで、1996年に完成して以来、ラスベガスの夜景スポットと絶景アトラクションとして多くの観光客で賑っていたスポットでした(入場は40分待ちでした)。


ストリップ通りの夜の観光スポット パリス・エッフェル塔の夜景
ストリップ通りの夜景(PM11:00)
グランドキャニオン観光

5月31日  ラスベガスのモンテカルロホテルからバスでグランドキャニオンへ
(コース)
ラスベガス・モンテカルロホテル(7:00)〜フーバーダム(8:30)〜キングマン(9:45)〜ウイリアム(12:00)昼食〜グランドキャニオン(14:00)〜マーサーポイント展望台〜ブライト・エンジェル展望台〜サンセットツアー(18:30〜19:50)〜マウウイック・ロッジ宿泊


グランドキャニオン バス&エアーツアー1泊2日
往路はバスでグランドキャニオンへ、復路はシーニック航空の遊覧飛行でグランドキャニオンの景色を眺めながらラスベガスへと戻る1泊2日ツアー に参加しました。
広大な砂漠や平原の景色、果てしなく続く真っ直ぐな道や、起伏のあるフリーウェイの日本では決して体験することの出来ないドライブを楽しめました。日本語ガイドが同乗のバスで出発し、途中には西半球最大の巨大ダム”フーバーダム”に立ち寄り5時間でグランドキャニオン到着しました。到着後はマーサーポイントやブライトエンジェル・ロッジなどの展望台を観光し、夕方はサンセットツアーに参加。
○宿泊は国立公園内にある
マズウィック・ロッジ(MASWIK LODGE
○ラスベガスからグランドキャニオンまではバスで約5時間(休憩含む)
○グランドキャニオンからラスベガスへは飛行機で約1時間のグランドキャニオン遊覧飛行

○大人:ツアー料金 $299 (2人部屋使用)

フーバーダム
フーバーダムで発電された電力は、カリフォルニア州、アリゾナ州、ラスベガスなどに供給されているそうです

ルート66
ラスベガスに行く途中で昔TV映画で見たルート66を通りました。

昼食に立寄った町:ウイリアム バスの中より(グランドキャニオンへ)

グランドキャニオン国立公園(サウス・リム)

グランドキャニオンの全長は446Km(約・東京〜京都間) 谷幅は最大幅28Km、谷底までは1,600m平均標高2,150mに及ぶ大渓谷です。今から約3,800万年〜3600万年くらい昔、太平洋の下に有る太平洋地殻がアメリカの大陸地殻を想像を絶する力で押しました。押されたアメリカの大陸地殻は、次の大陸地殻を押し、あたかも将棋倒しのゲームのように、押した力は内陸部へ内陸部と伝わり上へとふくらみました。グランドキャニオンは山では有りません!!高原に出来た全長446km、深さ1.6kmの谷です。又、グランドキャニオンは海抜が約 2000メートルと高いため、朝晩雨の冷え込みと雨対策が必要と言われていましたが幸い天気に恵まれました。

******注意******
「グランドキャニオンツアー」 と言っても、その目的地が本物のグランドキャニオン (国立公園内のサウスリム地域) ではなく、グランドキャニオンウエスト (ウエストリムと呼ばれることもある) であることも少なくないので注意が必要との事です。
この
グランドキャニオンウエストはグランドキャニオン国立公園とはまったく別の場所なので (100km 以上も下流にある)、ここへのツアーに 「グランドキャニオン」 という言葉を使うこと自体大いに問題があるが、日本の旅行業界ではときどきなんの説明もなくそのような表現をすることがあるとの事です。(ちなみにグランドキャニオンウエストはグランドキャニオン国立公園と比べると、ラスベガスに近いため、旅行代理店にとって日程的に運行が楽)。一時期それが問題化し、最近はちゃんと説明するようになってきたが、2007年 3月、グランドキャニオンウエストにガラス製の空中遊歩道 "SKYWALK" が出現したため、またグランドキャニオンウエストへのツアーが増えてきており、グランドキャニオンウエストとグランドキャニオン国立公園のちがいの説明があいまいなまま販売されるケースも目立ってきているそうです。

マーサーポイント展望台より

ここからの眺めはビューポイントの中でも1、2を争う素晴いポイントだそうです。パンフレットなどに登場するグランドキャニオンの写真はここで撮影したものが圧倒的に多いのもうなづけます。キャニオンに張り出した自然の岩の展望台に立てば断崖と残丘が幾重にも重なり16km先に対峙するノースリムが青く霞んで一直線に見えて感激しました。

グランドキャニオン・サウスリム(南壁)よりノースリム(北壁)を望む

(写真で地平線のように見えているのが反対側の北の崖です、グランドキャニオンは山では有りません


ブライト・エンジェル展望台より

ブライトエンジェルから川底まで繋がっていて1日か2日かければ降りたり、又谷底(Rim)でのキャンプも可能だようです。
コンドルが数羽生息していて羽を広げたら2m以上になるそうです

サンセットツアー(マーサーポイント展望台)より

6時20分ホテルから迎えのバスで夕日のグランドキャニオンへ撮影にいきました。昼間より雰囲気の違った夕日の風景に圧倒されながら場所を変えて撮影しました。(日の入りはPM7:40分)
(写真で地平線のように見えているのが反対側の北の崖です、グランドキャニオンは山では有りません

6月1日  グランドキャニオン空港〜ラスベガス(ボルダー空港)〜ラスベガス空港〜サンノゼ

グランドキャニオン発のシーニック航空(遊覧飛行)

シーニック航空のツイン・オッターは、壮大な景色を存分に眺めることが出来るように窓を大型化させ、機体の上に翼が付いていました。19人乗り (双発機のパイロット 2人制)でした。天気にも恵まれ揺れもなく眼下のグランドキャニオンの景色に見とれた1時間のフライトでした。

クランドキャニオンはコロラド川がきざんだ全長450kmにもおよぶ巨大な渓谷で、深いところは1000m以上あるそうです。


6月3日(現地時間) 帰国へ
   サンフランスシスコAM11:40発(現地時間)〜名古屋国際空港日本時間6月4日PM2:30着〜福岡着PM6:30

昨夜息子がインターネットで搭乗機のチエックインを済ませていたため、サンフランシスコ空港ではカウンターに並ぶ事なく、荷物を預けるだけで搭乗ができました。今回利用した飛行機の座席はエコノミープラスでしたので座席間が広く、各座席には液晶テレビが付いていたので名古屋までの9時間のフライトは快適でした。
今回はツアーでなく面倒な事もありましたが非常に勉強になってツアーにはないおもしろい旅行ができました。
サンフランシスコ空港 静岡上空で雲からかすかに富士山が顔を出していました

旅行中に出会った花と動物
ヨセミテで出会ったヒグマの子供とリス グランドキャニオンのコンドルと鹿
                       
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