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平成19年5月26日より10日間、長男家族の転勤先のアメリカ・サンノゼを訪問しました。ついでに西海岸の観光地を廻って写真撮影をと思い、前半は家族と一緒にレンタカーでサンフランシスコ観光(1日)とヨセミテ公園(2泊3日)の旅行、後半は夫婦でラスベガス・グランドキャニオン(2泊3日)の旅行をしました。米国滞在中はいずれも天候に恵まれ沢山のすばらしい風景写真の撮影ができました。その一部を旅行記と高画質写真アルバムとして紹介します。(福永攻治)
旅行日程

(前半)2007年5月26日(土)〜5月29日(火)  サンフランシスコ・サンノゼ・ヨセミテ国立公園
(コース)福岡空港発(AM12:00)〜名古屋国際空港発(PM3:05)〜サンフランシスコ空港着(現地時間AM8:00)〜市内観光〜
サンノゼの息子宅(1泊)〜ヨセミテ国立公園(2泊3日)
(後半)5月30日(土)〜6月1日(金) 2泊3日のラスベガス・グランドキャニオン
(コース)サンノゼ空港〜飛行機・1時間20分〜マキャラン・ラスベガス空港〜タクシー〜モンテカルロホテル(泊)〜観光バス(5時間)〜グランドキャニオン(泊)〜グランドキャニオン空港〜ボルダー空港〜バス〜マキャラン空港〜サンノゼ空港

サンフランシスコ市内観光

名古屋からの所要時間8時間、日本との時差―17時間 、到着後、早速出迎えに来てくれた息子の車で孫と一緒にサンフランシスコの市内観光に出かけました。
サンフランシスコは、サンフランシスコ半島の北端に位置し、西の太平洋と東のサンフランシスコ湾にはさまれていて市街は、いくつもの丘の上にあり、急な坂道が沢山ありました。
この坂道には名物のケーブルカーが満員の観光客を乗せて走っていました。ケーブルカーには、線路の間に常に走っているケーブルをつかんで動き、はなしてブレーキをかけるグリップマンと呼ばれる運転手が乗っていて車両の中央で大きなレバーを巧みに操っていました。又、ケーブルカーではステップに立っている人をよく見かけますが、これは正規の乗車方法だそうです。
急な勾配を上り下りするケーブルカー
ゴールデンゲートブリッジ 有名な自殺の名所 昔懐かしいトロリーバス
サンフランシスコ湾からのゴールデンブリッジとサンフランシスコ市街

フィッシャーマンズワーフ
人気観光スポット・フィッシャーマンズワーフは、元桟橋だった所やチョコレート工場の跡地にお店が建ち並び、今日も市民や観光客で賑わい、Pier 39(39番突堤)には何故かアシカ(英語名で sea lion)が群れをなし、港を占拠していて観光名所になっていました。
対岸はアルカトラズ島
フィッシャーマンズワーフ
昼食は名物のSoup in Bread(クラムチャウダー入りパン)を食べましたが量が多くてスープのみでした。8ドル/個

元刑務所 アルカトラズ島観光

アルカトラズ島は、1934年から1963まで連邦政府の刑務所として使用され、その後使われていた時の全容が保全されて国立公園になり、観光客に大人気だそうでこの連休中の切符は全部売り切れたそうです。
アル・カポネもここに入っていたし、とんでもない脱獄計画をしたグループがあってクリント・イーストウッド主演の映画やションコネリーのザROCKの撮影にもなった島です。
船が着くと、先ずレインジャーさんが全体の説明をしてく、全部まわるコース、要点だけ見るコース、映画、レクチャーなどもおこなわれていました。
刑務所の中を見る時は、日本語版カセットテープにイヤホーンが付いた物を無料で貸してくれました。しかし、元の刑務所が大人気の観光名所とはどうしても理解できませんでした。
アルカトラズ(ALCATRAZ)の孤島に渡る船上
島での牢獄見学ツアー
アルカトラズ島からのサンフランシスコ

ヨセミテ国立公園観光

ヨセミテ国立公園はカリフォルニア州中東部、シエラ・ネバダ山脈にある国立公園で、面積は東京都の1.5倍。4000m級の山々、深い渓谷、雄大な滝、巨木セコイアの森、豊富な野生動物など大自然を満喫できる公園でした。ヨセミテはそのすばらしい景観と自然環境から世界遺産にも指定され年間300万人が訪れているそうです。
5月27日、早朝レンタカーでサンノゼからヨセミテに向かいました。  途中、トイレ休憩と給油スタンドにより、所要5時間のドライブで宿泊先のヨセミテ・ビューロッジに到着、早速ヨセミテ国立公園に向かいました。
Ysemite View Lodgeに宿泊

今回は公園近くのYsemite View Lodge  に家族6名で宿泊しました。
3ダブルベットで台所用品もついて一泊一室$240でした。



←今夜はピザで夕食 
花崗岩の一枚岩エルカピタン  高低差1095m 氷河の侵食作用で出来たハーフドーム・2695m
エルカピタン。ヨセミテ・バレー内に入ると、世界的に名高い最も美しいと言われる一枚岩の花崗岩がそびえたっていました。高さは2743m。頂上に草むらのように見える木は10mのマツの大木だそうです     1095mの世界最大級の一枚岩
ヨセミテロッジ発の公園内見学ツアー 公園内唯一のスーパーマーケットで何でも揃っていました

グレイシャーポイント(Glacier Point)

トンネルビューからトンネルをくぐって30分程運転するとグレイシャーポイントに着きます。
ヨセミテバレーの南側の断崖の上にある展望台で、ちょうどヨセミテ滝の真正面にあたる場所で、そこには絶景が広がっていました。ヨセミテ滝、ハーフドーム、バーナル滝、ネバダ滝と、氷河がつくった壮大な風景を一望できます。
昔この断崖には高級ホテルが建っていて、この景色はこのホテルの泊り客しか楽しむことができませんでした。
しかし、ホテルが火事で全焼してしまったのを機に、国立公園はこの景色を一般の人に開放することにしたそうです
眼下に見えるヨセミテバレーのハーフドームと右側にバーナル滝、ネバダ滝が見える

トンネルビュー(Tunnel View)

グレイシャーポイントに行く途中のトンネルビューという絶景ポイントです。
トンネルのすぐ近くにあります。着くと、そこには、幻想的な風景が広がっていました。ヨセミテの中で、ヨセミテ滝の次に代表的な風景です。中央にハーフドームが見えます。

落差の大きさ世界第5位のヨセミテ滝(739m)、春先の雪解け時期は水量が多く豪快なしぶきをあげていました。
最終日はアワーニー・ホテル(高級ホテルで1泊400ドル以上)で朝食の後、サンノゼに向かいました。。

帰りの途中の峠(サンノゼの手前)には、無数の風力発電の風車が回っており、アメリカの雄大さを感じました。
サンノゼ (San Jose)観光

サンノゼ (San Jose)

サンノゼはサンフランシスコのすぐ南に位置し、最先端電子産業が集まるシリコン・バレーの一角を占める都市です。シリコンバレーとは、11の都市からなる一帯を指すサンタクララ・バレー(Santa Clara Valley) の呼称で実際の地名ではないそうです。東側にはディアブロ・レンジ山脈、西側にサンタクルーズ・マウンテンズ山脈が南北に走っており、その間の平原を指していて、1960年代シリコンが主原料のIC半導体を扱うマイクロエレクトロニクス関連企業が一挙に進出してきたサンノゼ周辺を紹介するのに、シリコンバレーの名称を用いたのが始まりといわれているそうです。
シリコンバレーにある会社をドライブ
インテル本社 ヤフー本社
Google本社 アップル本社
サンノゼ市内
紫の花の名前は世界3大花木の1つでジャカランダそうです。アフリカ原産で日本の宮崎でも見れます。、
ダウンタウンの公園

サンノゼの転勤生活

1、気候は3月〜11月までは晴天が続き、雨季は冬の12月〜2月でこの間に雨が降るようです。滞在中は朝晩は少し冷え、日中は28℃位まで上がりますが汗をかくこともなく、すがすがしい毎日でした。

2、小さな買物も支払いは全てクレジットカードで現金を持ち歩く習慣がないため100ドル札はあまり見たことがないそうです。給料は年俸制で2週間ごとの振り込み、支払いはクレジット(銀行通帳もない)では月にいくら使っていくら残っている判らないようです。

3、アメリカは完全に車社会でちよっとした買物やレストランにいくにも高速道路(無料)を使用し、通勤はもちろん子供の通学にも送迎するため家庭には2台必要です。高速道路は5車線で一番中央よりの車線は2人以上の乗車専用車線、高速道路は料金所がないため、よく見ないと一般道路との区別がつきませんでした。

4、日常品の買い物は、日本のスーパー(ミツワ)があるためお米、ミソ、納豆等値段は高めですがなんでもあるようです。レストランはリンガーハツトや牛丼、すし、焼肉等日本食レストランもあるため不自由はしていないようです。

5、アメリカのチップは強制ではなくサービスが悪ければ払わなくていいといいますがやはり払います。 ○ホテルの枕元、ポーター、ドアマンは1ドル〜2ドル  ○タクシー、レストラン飲食代は15%〜20%

長男の住居は200戸位のアパート群で3LDKのキッチン家電つきの家賃が月25万円と高めですがアパートの環境は緑の林や花、芝生の広場、プール、駐車場2台等完備して日本の高級リゾートの別荘並みでした。
リンガーハット・日本よりメニューが豊富でレストラン並み クリスピー・クリームのドーナツ店、コンベヤで全自動生産。出来立てはおいしくて10個はいけます。日本の新宿に1号店あり
サンノゼ日本人学校の運動会

今日は孫が土曜日に通っている日本人補習校(平日は現地の学校)の運動会があるので見に行きました。
このサンノゼ校は1学級20名、1年から6年まで600名の生徒が参加して日本の運動会にはもうない昔し懐かしい騎馬戦や二人三脚、綱引き等に歓声を上げていました。


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