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平成24年1月〜3月に福岡市・博多湾河口の川で撮影したミサゴの写真です。この時期は川のボラやコイを捕獲し、近くの林で1〜2時間かけて食べつくします。 魚の捕獲場所上空をゆっくり飛び回り、魚を見つけると停空飛翔で狙いをつけ翼をすぼめて急降下し、水面近くで両足を伸ばして大きなつめを開き魚めがけて突っ込むます。捕えた魚が大きすぎた場合、体全体が水没して、しばらくしてから飛び立つときがあります。(福永攻治) |
●撮影機材
(カメラ ) D300S
(レンズ ) Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II(IF)+マルチドットType-S 照準器 三脚使用
●撮影場所 多々良川・御笠川の河口付近、 |
分類 |
タカ目 タカ科 |
全長(翼開長) |
雄54cm 雌64cm(155-175cm) |
鳴き声 |
ピョッ ピョッと区切ってと鳴く。 |
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【ミサゴ - Wikipediaより】
●極地を除くほぼ全世界に分布し、ユーラシア大陸と北アメリカ大陸の亜寒帯から、アフリカ大陸北部の亜熱帯までの各地で繁殖する。日本では少数が繁殖する留鳥で、冬季には西日本に多い。
●形態
体重1.2?2kg。雄雌ほぼ同じ色彩で、背中と翼の上面は黒褐色、腹部と翼の下面は白色で、顔も白く、眼を通って首に達する太い黒褐色の線が走る。後頭部に小さな冠羽がある。嘴は黒く、脚は青灰色。タカ科と区別される特徴として、spicule
と呼ばれる足の外側にある魚を捕らえるための棘、反転する第1趾(猛禽類ではミサゴだけである)、鼻孔の弁、密生し油で耐水された羽毛があげられる[第4指の可動域が広く後方にも動かすことが可能で、これにより獲物を離さず掴むことができる。非常に細長い翼を持ちタカ科に類例の種はいないため、識別は容易。
食性は肉食性で主に魚類を食べるが、爬虫類、鳥類、貝類を食べることもある。獲物を見つけると素早く翼を羽ばたかせて空中に静止するホバリング飛行を行った後に急降下し、水面近くで脚を伸ばし両足で獲物を捕らえる。和名の由来は様々な説があり水を探るが転じたとする説や、獲物を捕らえる時の水音が由来とする説等がある。 |
四王子の池で捕獲したコイを1〜2時間かけて食べます |
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捕獲したボラが大き過ぎたため、水中からしばらくして飛び出しました |
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魚が小さい場合は2匹両足にぶら下げて飛び立ちます。 |
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近くのマンションのTVアンテナで様子を窺うミサゴ |
魚を捕獲し、近くの山へ |
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