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【日時】 平成18年10月15日(日)〜21日(土)
【コース名】 クラブツーリズム四川省紅葉紀行7日間
【参加人員】 ツアー参加22名
【ツアー日程】
10月15日 福岡空港〜上海経由〜成都(泊)
10月16日 成都発(専用バス)〜米亜羅『ミアラ』(泊)
桃坪チヤン寨(チャン族)、紅葉名所の米亜羅観光
10月17日 米亜羅(専用バス)〜川主寺(泊)
紅原大草原、月亮湾 、チベット寺院の瓦切林寺
10月18日 川主寺(専用バス)〜九寨溝『キュウサイコウ』(泊)
九寨溝(真珠灘瀑布、鏡海等)バス・徒歩観光
10月19日 終日 九寨溝観光(泊)
五彩池、長海等、樹正瀑布・樹正群海等観光
10月20日 九寨溝(専用バス)〜黄龍『コウリュウ』〜成都(泊)
黄龍(五彩池、黄龍後寺、迎賓彩池等)観光
10月21日 成都空港〜上海経由〜福岡空港
秋真っ盛りの中国内陸部、四川省の山奥にある世界遺産の九寨溝と黄龍を訪れるクラブツーリズムのツアーに参加しました。
今回の旅行はチャン族の石造りの村・桃坪羌寨、大空と広大な紅原大草原とヤクの放牧、雪山と紅葉そして滝とエメラルドグリーンの鏡のような大小の湖と豪快な滝が存在する九寨溝、ツアー参加者全員が登山した3,800mの五彩池の色とりどりの棚田のような石灰石の池に感激ししました。旅行中はいずれも天候に恵まれたくさんの写真が撮影できて幸運でした。
九寨溝・黄龍の旅行での一番の心配は高山病です。高山病対策のため成都からバスで3日かけてゆっくりと九寨溝へ上って行く今回のようなツアーがお勧めです。いきなり成都から飛行機で行くツアーが大半ですがバスで徐々に高所の薄い空気に慣れながら行った今回のツアーは高山病に悩まされる事なく快適な旅行ができました。(福永攻治)

1日目 福岡発〜上海(入国審査)経由〜成都着
成都
四川盆地にある成都は四川省の省都で中国西南地区における科学技術、商業貿易、金融、交通、通信の中心地だそうです。四川省は世界遺産7箇所、面積は日本の1.2倍、人口は1億人、その内、成都の人口は1千万人との事です。
市内はあちこち道路拡張工事で整備が進んでいるようですが少し郊外に行くと自転車、リアカー等で道端商売をしていました。
驚いたのはやたらにクラクションを鳴らし、細い道を追い越していく車には恐怖を感じました。
早朝の通勤風景(車も多いが自転車も多い) 早速 四川料理で夕食(麻婆ナスは好評でした)

2日目 成都〜米亜羅(専用バス)
いよいよ 成都〜川主寺まで 600kmのバスの旅の始まりです。
(お知らせ)
2008:5:12 の四川省地震でチャン族文化保護区に大きな被害をもたらし、この写真の「チャン族村(羌寨)」の建物や村はほとんど破壊されたようです。
                     桃坪羌寨(トウヘイチャンサイ)・チャン族村     
成都から約 163 キロ、チャン族家庭は 98 戸、人口は約 500 人、約2000 年前に築かれたそうです。 桃坪チャン族村は古いチャン族の文化、歴史、風俗習慣と建築を代表していて村全体は八卦図の形を成し、家々の建物が全部繋がっているほかに、更に地下に数キロのトンネルも掘り、全ての家を繋いでいました。このように造られた村は戦争の時、戦争用堡塁の役割を果たしていたそうです。
 
桃坪集落の見張り塔 独特の石積みの家屋と見張り塔が特色
高地にあるので米ができず村の人はトウモロコシを食べていて民家の軒下にはトウモロコシが吊り下げられていて、又ヤギの頭はまよけとして飾っていました。
 民族衣装の服を着た地元のガイド姉妹(3姉妹?)が村内を案内し、最後にガイドの店で買い物をしました。
広場は旧暦の1月10日に祭りがあり羊を殺して焼いて周りを輪になって踊るそうです。

3日目 米亜羅〜川主寺(専用バス)
米亜羅(ミアラ)・高原紅葉の名勝
成都から6時間のミアラ(米亜羅)は四川省理県に位置する景勝地。ミアラ『中国語ではミアロ』はチベット語で、「遊べる堰(せき)」という意味だそうです。ミアラ景勝地は岷江の支流、雑谷脳河の谷間にありました。この米亜羅は中国人にとって「中国で最も紅葉の美しい場所の一つ」と言われているらしく、確かに渓谷沿いには約10キロくらいに渡って、葉を青々と茂らせた落葉樹っぽい木々がびっしりでした。

四姑娘山(スークーニャンサン)
四川省成都市から西北220キロの日隆鎮に位置にあり、4連峰ある事から、四人の手を繋いでいる娘の山と名付けられそうです。名前通りに四姑娘山(海抜6250メータ)の他に三姑娘山(海抜5664メータ )、二姑娘山(海抜5454メータ)、大姑娘山(海抜5355メータ)と四川省横断山脈の四つの雪山からなっています。特に四番目の四姑娘山は絶壁が切立つゆえに登山家の夢に憧れてる登山の聖地だそうです。
黄河・長江の分水嶺 チベット人の家(撮影をお願いすると快諾してくれました)

紅原大草原(中国五大草原)   
紅原草原は四川省阿覇州紅原県と若而蓋県に広がり、湿原、草原、湖などからなっていて、総面積は3万平方キロも超え、四川省一の大草原です。撮影地として、四川省では有名になっていますが、ベスト観光シーズンは5、6、7、8月だそうです。又紅原は中国共産党の紅軍が大遠征(万里長征)のときに通った地なので、1960年県を設立する際、周恩来総理に「紅原」と名づけられたそうです。山には経文を書いたタルチョという旗を結んだ紐をピラミッド状に張ったオボがたくさん見られました。
月亮湾の展望台  草原の中にある高台で広大な紅原草原や曲がりくねった川が眺められました。川が三日月のように湾曲しているので月亮湾と呼ばれています。
昼食に訪れたチベットの街 紅原鎮の通り チベット寺院の瓦切林寺
休憩中に近くのチベット人のテントから姉弟が走ってきて笑顔で近寄って来ましたので撮影しました。ツアー参加者が沢山のお菓子を渡すと喜んで最後まで見送ってくれました。この広大な平原にヤクしかいない所に観光バスが止まるがめずらしかったのでは。

4日目 川主寺〜九寨溝(専用バス)
川主寺(センシュジ)
川主寺(この名前のボン教の寺がある)は国道の分岐点にあり、黄龍への往復、九塞溝や若尓盖へ行く場合も必ずここを通ります。交通の要所として、近年かなり発展したそうで成都−黄龍・九塞溝は道が良くなり、1日の行程でも行けるようなったが、途中で都江堰・臥龍を見学する場合は、ここ川主寺や茂県、松藩などに宿泊することが多いとの事です。川主寺自体は見学する所はなく、宿泊地でした。道沿いにはチベット族のお土産品店(高級店や露天)が立ち並び、お客を待っていました。
今年初めての大雪で山々は雪景色でした。 チベット族の村(屋根瓦)、チャン族は瓦がない家でした。
世界自然遺産の九寨溝       
世界遺産登録日:1992年   遺産種別:自然遺産   遺産所在地:四川省
九寨溝は、四川省の北部、南坪県の岷山山脈の奥深いところに位置し、総面積は約6万ヘクタールで風景区は、樹正溝、則査窪溝という3つのY字型の峡谷があり全ての長さを合わせると60キロになるそうです。
手つかずの原生林の中に大小108の湖、泉、滝などが分布しており、その自然が織り成すエメラルドグリーンの世界はこれまでの中国に対するイメージとは違い、前回の旅行先のカナダやスイスの景色を思い起こさせ、まさに秘境中の秘境でした。
湖の透明度の高さは、岩に含まれるカルシウムの影響で、その鏡のように反射する湖面はこの世のものとは思えない美しさでした。ここはチベット族が多く住んでいて、他にチャン族、漢族、回族なども居住しているそうです。もともと、この地にはチベット族の村が9つあったことから、九寨溝という名がつけられたそうです。「黄山より帰りて山を見ず、九寨溝より帰りて水を見ず」という中国のことわざがあるそで、九寨溝は湖、泉、滝などの水が織り成す神秘的な景色が残った貴重な自然遺産でした。
前日、川主寺は雪で天気予想では九寨溝は雨と言う事でしたが奇跡的に2日間とも快晴でした。
九寨溝の入り口 入り口での記念写真
九寨溝入口広場,世界遺産・九塞溝の入口。左はビジターセンターでその右の窓2つ分の場所がチケット売り場。入場料は220元(3300円)で、グリーンバス乗り放題は90元(1350円)です。
九寨溝の見学コース
諾日朗瀑布 (この写真はクリックすると拡大します)
九寨溝最大の規模を誇る大瀑布で320mにも及ぶ滝の幅は中国でも最大級。細長い九寨溝全体のほぼ中間点に位置し、九寨溝のランドマークにもなっている。

  五花海       湖中に映える色彩が孔雀の羽の色のように見えました  
九寨溝で最も澄んだ湖で湖面に近付くと湖底に沈んだ倒木がくっきりと見え、無数の小魚が泳いでいました。透明度が高いのは、水に溶けている石灰が浄化作用を果たしているからで羽を広げた孔雀に見えると言われ、道路から全体を見渡すことができる。
九寨溝内の唯一のレストランとチベット人のお土産露天

5日目 終日九寨溝観光
九寨溝はY字形の地形で広さ720u,その中には118の湖と17の滝がある。透き通った湖水は陽光により青や緑など五色に輝き,湖面には鏡のように辺りの山や木々を映し出し,この世のものとは思えない景色を創り出していました。
臥龍池(火花海)      (この写真はクリックすると拡大します)
九寨溝伝説
昔、天上に1人の男神と1人の女神が住んでいて、男は札依札嗄といい女は色暮といいました。二人は相思相愛で大変仲が良く、彼は彼女のため風と雲と太陽の光から鏡を作って彼女に与え、彼女は此の鏡を毎日見るごとに、化粧するごとに奇麗になっていきました。悪魔は二人にヤキモチを焼き、此の大切な鏡を奪い取ろうとし、悪魔と争った色暮は鏡を地上に落としそれが割れて108個の泉になったと言うことです。そして天女は入水して死にました。九寨溝はこうして出来たそうです。臥龍池の中を走る黄色い堤(おそらくは石灰石で出来たもの、黄龍の堤のようなもの)はこの天女の帯であるという事でした。
      長海   九寨溝の最も奥にある最大の湖。標高3100m
長海 五彩池  (鮮やかなコバルトブルー色に澄み切った池)
樹正群海
九寨溝に暮らすチベット族の村、樹正民族文化村がある地区に位置する。青い水をたたえた小さな湖が無数に点在し、まるで宝石を散りばめたような美しい景観が広がっている。
臥龍池(火花海) 臥龍池・盆景海を2時間の散策

クラブツーリズム 参加者  集合写真    (クリックすると拡大します)

九寨溝の花
夜はホテル内の劇場でなチベット民族の芸能を見学(現代風な踊りとチベット演歌のショー)
ツアーの女性陣が川主寺で値切って4万円で購入した天然石(天珠)をまとめ買いしてホテルのロビーであみだくじで10人に分けていました。九寨溝のエメラルドグリーンの湖や黄龍のライトブルー石灰石の池よりも宝石や天然石の方がいいようです。

6日目 九寨溝〜黄龍〜九寨黄龍空港〜成都
天気予想では黄龍は雨でしたので今日は奇跡は起こらないと思って九寨溝を出発しました。川主寺(松潘)から黄龍への登りは、約 52 Kmしかないが、標高 3840mの峠をバスで超えていくことになりました。峠からの雪宝頂山(5588m)の景色は最高でした。
                                                 黄龍(世界遺産)
世界遺産登録日:1992年
遺産種別:自然遺産
遺産所在地:四川省
黄龍は阿覇チベット族、チャン族自治州・松藩県に位置し、成都〜都江堰〜茂県〜 九寨溝・黄龍空港から約56キロ、1時間半位。 黄龍観光区は第四紀の氷河侵食でできた大規模なカストル地形で、河水水分に炭酸カルシウムの成分が多いから、河水が山上から麓へと流れるうちに段々枯れた木の枝とか、落ち葉とか石とかに溜まり、数多いの湖が形成し、同時に川底にも黄色い炭酸カルシウムが溜まったそうです。上空から見ると河全体が一匹のドラゴンが山を登ってる形してたことから黄龍と名づけたとの事。 黄龍観光区は山に位置し、麓の入り口から一番山上の見所まで距離は片道約3.6キロ、落差 は 約500メータですが、徒歩なら登り約2時間半、下り約1時間半掛かります。3.6キロの河 床に は 2300個余りの湖が段々畑のように分部し、凡そ8個ぐらいの湖群を成し、何れも夢幻な色 と 特 別 な形を持ってるから黄龍の独特な「人間世界仙境」の景色と評価されています。 1992年12月14日世界自然遺産に登録され、 1997年世界生物保護ネットに参加 、 20 00年 人間と自然生物圏保護区に登録されたそうです。
黄龍の入り口(標高3100m)
ロープウェーからのすばらしい眺め
今回のツアーでの黄龍の歩き方は入り口から徒歩で登る人と途中まで標高差500mをロープウエイで登り後は徒歩で登る人で分かれました。
私ども夫婦と心臓病で退院されたばかりの人3名はロープウエイを使用しました。心配した待ち時間もなく1時間で最高地点の五彩池に着く事ができました。黄龍観光は5時間ありましたので下りながら快晴の中、沢山の写真撮影ができ満足した一日でした。
 一、往復も歩行
 二、登りはロープウェー、下りは歩行
 ロープェーはゴンドラの形で、1カゴ8人載れる。黄龍の入り口からロープウェー乗り場まで風景管理区のシャトルバスが通っている(無料)。ロープウェー費用は登り80元、下り40元。乗る時間は6分間ぐらい。終点の標高は3500mぐらい。ロープウェー終点から五彩池まで2.0キロぐらい。木で造った桟道はシャクナゲの森を通っている、途中に黄龍の美しい棚田を見下ろす場所は3箇所ある。坂は緩くて、往復も歩きやすい。五彩池から出口まで全部下り道での景色も全部見る事ができました

ツアー参加者の内22名全員 3,552mの五彩池まで完歩しました。(70才代の女性含む)

五彩池と黄龍古寺
(黄龍寺本堂)お寺の面積は約500平方mあり、明の時代に建立された仏教のお寺
黄龍の最深部にある最も規模が大きい池で上部には展望台があり、そこからは無数に広がるトルコブルーの彩池群を見渡すことができます。棚田のように段々と石灰の棚が連なる不思議な景色はまさに圧巻です。
五彩池(標高3552m)
黄龍古寺の脇から鮮やかなブルーやエメラルドグリーンが見えました。展望台から眺める五彩池と黄龍古寺、それを包み込むような雄大な山々、絶景、荘厳、どんな言葉もあてはまらない圧倒的風景が目の前に存在し夢中でシャッターを押し続けました。
黄竜は、白や黄色の石灰岩でできた3000以上の棚田状の池が連なり、大自然が数億年をかけて造り上げた奇観で、「人間瑶池(この世の仙境)」と言われています。標高3100m〜3800mの高所にありますが、道は桟道で整備され、その両側に蓮の葉のような形の池が続いていました。谷の奥には万年雪をいただく雪宝頂山(5588m)が聳え立ち、文字通り黄色い竜が山を駆け上るように見え感激しました。。
ロープウエイの終点近くの展望台より明鏡倒映池 「争艶彩池」
玉翠山5,100m
「明鏡投影池 「洗身洞」(標高3281m)
「争艶彩池」
「迎賓彩池」(標高3199m)
「迎賓彩池」(標高3199m)
「迎賓彩池」(標高3199m) 「飛瀑流輝」(標高3233m)
「洗身洞」(標高3281m) 「盆景池」

九寨黄龍空港へ
標高3,500mにある九寨黄龍空港から20時発の飛行機で成都へ。
7日目成都〜上海経由〜福岡空港
早朝5時起床で成都空港へ。上海空港経由で福岡空港へ。14:00着。
上海空港の夕日
今回の旅行でお世話になった方々
クラブツリーズム 添乗員
        
仁部 文香さん

今回は大変お世話になりありがとうございました。天気に恵まれすばらしい世界遺産の自然に接し大変満足しています。仁部さんは旅行中お世話活動も大変だったと思いますが帰りの上海空港での職員とのやり取りには感心しました。又お世話になります。
中国 現地ガイド
   
 趙さん

黄龍観光では無理を言ってロープウエイに乗せてもらいありがとうございました。搭乗口まで案内してもらい感謝しています。おかげで無事に世界遺産の写真撮影ができました。
中国 観光バス  運転手
    
李 さん

最初は暴走運転手ではと思いましたがなかなかの腕前でトラブルもなく旅行できてありがとうございました。

横顔の写真でごめんなさい。
  
このホームページ制作者
    福永 攻治
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又、小さい写真で拡大写真が必要な場合はメールください。

メールアドレス wakakusa@csf.ne.jp
若草写真館 
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一緒に旅行した別府正三郎さんの
ブログです

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