月亮田 |
中国の棚田といえば、元陽が有名ですが、その元陽の棚田にも勝るとも劣らない段々畑の絶景が、この東川紅土地です。山あいの台地に広がる段々畑は絶景でした。 |
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この写真はクリックすると拡大します。 |
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五彩坂/落霞沟(Luoxiagou) |
まるで何かの作物が植えてあるかのようですが、この赤い色は地面の色で土壌の鉄分が酸化して、写真のような赤い土地が見れます。これから春を迎え、緩やかな丘陵地に作られた段々畑には、ソバ、ジャガイモ、アブラナ、麦などが植えられます。春や秋にはそれらが土壌の赤と合わさって、美しい光景が広がり、さらに青い空、白い雲を背景にするとカラフルで、「神様のパレット」とも呼ばれているそうです。 |
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東川紅土地のベストシーズンは年2回。
5月~6月が最も赤が美しくなる時期で、 9月~12月が、いろんな作物が植えられることで、よりカラフルになる時期です。 |
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温暖湿潤な環境で土壌に鉄やアルミニュームを多く含み、雨で塩基類が溶脱し、残って沈積された
金属元素が酸化して赤や紫、レンガ色の色彩になるそうです。 |
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青い空の晴れ間も見えて、色のコントラストが実に美しい絶景でまるでパッチワークの絨毯を広げたような絶景でした。
手前の遊歩道は昨年設置したもので中国は観光地になるならやることが早い。 |
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東川紅土地風景区は、ブラジルのリオデジャネイロを除き、世界で最も迫力ある赤い大地とされ、
その景観はブラジルの赤い大地よりも壮大でかつ美しいとのことです。 |
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入り口の露店で売っていた名前は忘れましたが大きなジャガイモみたいなものは以外に美味しかった。 |
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千年古龍樹 |
バスを降り、10分ほど歩くと大きな木が見えてきました。「千年古龍樹」と呼ばれる大樹で一度枯れかけたが現在のように復活したため
地元の信仰の大樹になっているそうです。樹齢は千年以上、マツ科モミ属の常緑針葉樹です。 |
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東川紅土地は烏蒙山岳地帯に位置し、高原の山岳地帯地形に属し、山が起伏、果てしない赤土地そして畑や村、生活する人達の姿が美しい絵となっていました。 |
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紅土地は神様のバレット
土壌の中の鉄分が酸化されゆっくりと沈積し、土壌の酸化鉄の量が非常に多いので、色鮮やかな赤い色をし、秋は菜の花などの花も多く咲き、更に色鮮やかな風景となるそうです |
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3日目(2月19日) 東川~建水へ(340km) (建水県 ホテル臨安酒店泊 ) |
朝、引き続き紅土地の見学(打馬坎、七彩坂 錦繍園)。その後、専用バスにて明・清時代の古い建物が残る建水へ。建水泊 |
紅土地は標高1800~2600mあるため、 夜はかなり肌寒く ホテルの電気毛布は助かりました。
朝食は東川名物の面条(麺)でさっぱりスープで地元の人にはかかせない一品だそうです。 |
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2000年代前半は、宿泊施設もほとんどないような田舎でしたが、近年はホテルも建つなど、観光地化も進み
こんな小さな田舎にもホテルが30軒ぐらい建っていて現在も建設ラッシュで大きな街ができていました。
特に地元・中国人の間では映画の撮影に使われたとかで、急激に観光地化が進んでいました。
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この写真は宿泊ホテルのフロントに飾っていた写真で眺めるとこのような時期に再訪したくなりまりました。 |
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打馬坎(Damakan) |
「9〜12月の収穫期には、色とりどりの作物が段々畑を彩り、美しい風景が広がります」
広がる絶景の段々畑は、色合いは違えど、日本人にとっては懐かしい風景でした。い |
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七彩坡(Qicaipo) |
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錦繍園(Jinxiuyuan) |
東川紅土地で美しいと譽れ高い「錦秀園(Jinxiuyuan)」 英語名は「Embroidery Garden」=刺繍の庭
写真家の間ではここが一番紅土地らしい絶景ポイントとして絶賛しているそうです。 |
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波状に広がる丘に刻まれた畑が紅や緑、ビニールで覆われた白どに彩られていました。 |
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土壌の酸化鉄の量が非常に多い土地 |
この場所から千年古龍樹が見えました |
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東川紅土地の観光を終えて建水に向かいました。途中、馬過川大橋で休憩 |
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建水に向かうバスの中からの夕日 |
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(建水県 ホテル臨安酒店泊 ) |
建水古城(jiàn shuǐ gǔ chéng) |
建水は元代に築城し始め明清の時期には臨安府の所在地となり、元の時代より建水は中国雲南省南部の政治、文化、交通の中心として栄えました。
1200年余の歴史持つ中国建水古城は明・ 清時代の古い建物が残され、元代に建築された全国最大な文廟( 孔子を祭った廟)、明代に建築された朝陽楼、昔豪商の屋敷の中国雲南省紅河州建水朱家花園、中国雲南で最古最大のアーチー双龍橋および、明、清時代の学政考棚などの古跡があるため、古建築博物館”と“民居博物館”と言われています。 |
建水到着後、宿泊ホテル臨安酒店から近い旧市街にあるレストランまで歩く。 |
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夕食は旧市街にある清代建築のレストランで建水名物の焼き豆腐を食べ、デザートは添乗員さん差し入れのイチゴをいただきました。 |
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AM8:30ホテルから建水の街を散策 |
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建水古城・朝陽門 |
元・明・清の時代に雲南南部の政治経済の中心だった建水。街のシンボルである朝陽門は明代の1389年に完成し、その歴史は北京の天安門よりも古く、門の高さが24mあり、600年前の明の時代に建てられ、北京の天安門と同じ造りですが小天安門と呼ばれています。
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漢民族が多数を占める建水の街 |
明代の1389年に完成のこの時代に南京から大勢の漢族がこの地に来て、この町は軍事拠点だったそうです。「南東鎮雄」という門の額がそれを物語っています。 |
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老人中心の広場では日本でも見られるガビチョウ(画眉鳥、学名 Garrulax canorus)の鳴き比べそして販売。 値段は1000元以上から。 |
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歴史ある古い住宅街の馬市街を散策 民家の井戸を見学 |
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<建水老街> 臨安街
朝陽楼正面から旧城内に伸びる建水のメイン通りの臨安街 |
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<建水老街> 翰林街
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朱家花園入り口門
建水古城の一角に接してこの朱家花園入り口門があった.商品取引で財を成し富豪となった朱渭卿兄弟が清朝時代1905年より30年間かけて建設したという超豪邸だ.ただしこの入口門は,『外に対しては慎ましやかに』と云う家訓に従い,意図的に小さな設計としたそうです。 |
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600数年前、明軍が雲南を平定した後、臨安城を築いて、城壁には東西南北4基の3階の城楼を建てられた城門を設けました。
建水朝陽楼東門は迎暉門、つまり今の朝陽門です。南門は阜安門、西は清遠門、北は永貞門といいます。清朝の順治の丁亥年(1647年)に、南、西、 北の3つの城門は戦火で壊され、ただ東門の朝陽門が残されています。 |
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果物市場辺り |
建水旧市街を観光後、元陽へ。
途中、元陽の手前14kmにあるガソリンスタンドでトイレ休憩をし、その前の露店では南国風の果物ジャックフルーツやマンゴー,バナナ.パパイアを販売していました。ここからベトナムまで約1時間。 |
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午後は近くのタイ族経営のお店で昼食 |
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攀枝花(ハンシカ)
果物市場辺りや元陽近くでよく見かけたこの赤い花は、攀枝花(木綿花とも云う)。実の外皮についた綿毛はクッション材料に使われたり、花の雄しべは漢方薬に使用されているそうです。
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