富山県富山市八尾町   越中八尾 おわら風の盆 撮影記
 3年前にツアーで参加したおわら見学は3時間しか見学できず物足りなかったので、今回は深夜のおわら町流しも見れるようにツアーでなく、飛行機、富山市内のホテル、レンタカーのセットでHISに申込みました。
おわらの魅力は、日本の道百選の石畳の町並み、夜になるとぼんぼりの明かりの中、胡弓・三味線の哀調を帯びた旋律と編み笠の踊り手の優雅な踊りに魅了され、何度も訪れる観光客が多いようです。今回の写真撮影はフラッシュを使用しなくてISO感度6400と手持ちで対応できるカメラとレンズを持ち込み、体力勝負となりました。(福永攻治)
【日程】 2011年9月1日〜3日(2泊3日)
【旅行】 ANA旅ドキフリーチョイス北陸
福岡空港〜小松空港往復、ANAクラウンプラザホテル富山(2泊・朝食付き)、レンタカー 込み 49,000円/人
9月1日 福岡空港8:00発小松空港9:10着、レンタカーで富山市内ホテルにチエックインし、八尾のゆめの森テニスコート駐車場へ
○曳山展示館でおわら踊り方教室(PM2:00〜4:00時)             ○各町内の町流し見学 (PM3:00〜 ) 
○おわら演舞場の踊り見学PM7:00〜PM9:00                  ○各町内の町流し見学PM9:00〜PM11:00
9月2日 ホテルからレンタカーで、五箇山へ。こきりこ踊り、相倉合掌造り集落の見学後、再度八尾おわら風の盆見学。
  ○五箇山の白山宮でコキリコ踊り見学AM12:00〜13:00          ○世界遺産相倉合掌造り集落の見学PM1:30〜2:30 
  ○おわら各町内の町流し見学PM3:00〜PM4:00               ○聞名寺の舞台踊り見学PM4:00〜PM9:00 
 9月2日 ホテルから金沢市内観光後小松空港〜福岡空港で 帰宅
おわら見学について
(交通手段)
  (1)車利用で2ケ所の指定の駐車場へ。駐車場は24時間可能なため好きな時間まで見学ができる。
  駐車場からのシャトルバス利用は行きPM3:00〜PM9:00、帰りは最終11:00まで。
  11時以降は駐車場まで歩くか(テニスコート駐車場まで3km、30分)、タクシー(乗り場有り、24H)5分を利用(800円)
  (2)JR利用  駅から越中八尾観光会館まで歩く(30分)又は八尾まちめぐりバスの利用、帰りの富山方面の臨時便最終が深夜0:20
(踊り見学方法)
  (1)11町(各支部)の町流しを見学 PM3:00〜深夜(途中休憩時間有)  ガイドブックで進行状況や混雑地域を把握
   諏訪町の石畳通りは見物人で混雑するのでピーク(PM7:00〜9:00)は避ける。9時を過ぎるとツアー客が帰り始めます。
  (2)おわら演舞場(指定席は1ヶ月前からネットで購入可能)、おわらステージ(有料)、八尾駅前ステージ、聞名寺ステージ
   おわら演舞場は座席が遠くて物足りないので、無料の駅前ステージや聞名寺ステージがお勧めです。
  (3)踊り方教室  越中八尾観光会館(曳山展示館)で「おわら踊り方教室」(有料500円)が行われます。
  (4)24:00からは八尾の人たちが年齢や服装,地域の制限無しに交流したり自由に踊って楽しむ時間です。
     最近,24:00以降のおわら風の盆を目的に観光客が増えて朝方始発のJR帰る人が増えているようです。
  (5)おわら風の盆では,雨が降ると中止になります。雨対策が必要です。
  (6)踊り見学のためのビニールシートや折りたたみイスがあれば楽です。
(写真撮影について)
  (1)フラッシュ撮影を禁止としている町もあり、、高感度に設定できるデジタルカメラと明るいレンズの使用を勧めます。
  (2)人が多く、3脚の使用は大変ですので手振れ防止VRのカメラ・レンズで対応を。
(今回の撮影データー)
  1、ISO感度 夕方800、夜6400 2、F2.8〜5.6  3、ss40〜320  4、HB オート  5、絞り 優先  6、手持ち撮影 
  7、露出補正ー0.3  8、カメラ:ニコンD7000  9、レンズ:70−200mmf2.8、 レンズ:17−50mmf2.8、 
     

おわら風の盆は、富山県富山市八尾町で毎年9月1日から3日にかけて行なわれている富山県を代表する祭りで、3日間で人口2万人の町に25万人の観光客が訪れていました。胡弓(こきゅう)、三味線(しゃみせん)の哀調を帯びた旋律にのって、坂が多い石畳の町で艶やかで優雅な女踊り、勇壮な男踊りを披露し観光客を魅了していました。
「風の盆」とは
暴風を吹かせて農作物に災厄をもたらす悪霊を、「二百十日」に歌や踊りで鎮める行事というのが通説のようです「二百十日」は立春から数えて二百十日目で、太陽暦では9月1日になります。

風の盆 各町内の輪踊り・町流し
「西町」 で東町支部の町流し  「諏訪町」一番人気の「日本の道百選」の道路.は電柱は1本もありませんがピークにはこの人混みです。
東町支部の輪踊り、町流し
 今町支部の町流し
 
●「おわら風の盆」
9月1日から9月3日まで、富山県富山市八尾町の中心部に位置する十一の町で行われます。
   東新町(ひがししんまち)  西新町(にししんまち)  諏訪町(すわまち)  上新町(かみしんまち)   鏡町(かがみまち)   東町(ひがしまち)      西町(にしまち)      今町(いままち)   下新町(したしんまち)
   天満町(てんまんちょう)    福島(ふくじま)
諏訪町の町流し 
   

「八尾」は「やつお」と読み、この踊りと唄は「越中おわら節」といわれるものですが、漢字 で書くと「小原節」となって、鹿児島の「小原節」と間違わないために富山は(おわら)」、鹿児島は(おはら)と読みます。
又、おわらは一説では、江戸時代文化の頃、八尾の遊芸の達人たちが七五調の唄を新作し、唄の中に「おわらひ(大笑い)」ということばを差しはさんで町内を練り廻ったのがいつしか「おわら」と唄うようになったというものや、豊年万作を祈念した「おおわら(大藁)」説、小原村の娘が唄いはじめたという「小原村説」などがあるそうです。



                           町流しの動画    撮影2011年9月1日
                                中央の矢印をクリックすると開始します。

子供たちも、2・3歳頃から踊り出し、80過ぎの年輩の方でも、見事な歌を唄うそうです。

●踊りの種類
「おわら風の盆」の踊りには、「豊年踊り」(男女、同じ)、「四季の踊り」(女踊り)、「かかし踊り」(男踊り)の三つがあり、成立時期から、「豊年踊り」を「旧踊り」、「四季の踊り」と「かかし踊り」とを「新踊り」とも呼びます。
男女の新しい踊り・混合踊りは昭和43年の「風の盆」競演会で鏡町が披露したのが最初で歌の下句の終わりに、男女が対になって寄り添う所作です。男の踊りと女の踊りでは、踊りの形も長さも異なります。それを合わせたのですから、見た人は驚いたと思います。その後、舞台踊りなどで、他の町も工夫して踊るようになったそうです。



 「今町」  聞名寺(もんみょうじ)舞台踊り
JR越中八尾駅から井田川の向かい十三石橋を渡って最初の坂を登りきると大きなお寺が見えます。浄土真宗本願寺派、桐野山聞名寺で正応3年(1290年)本願寺第三世覚如上人が北陸巡行の際に建立されました。八尾町はこの寺の門前町として栄え、400年余の歴史を誇る数々の宝物や県指定文化財の古文書類は、真宗史研究、郷土史研究に重要な役割を果たしています。
聞名寺は、1290年美濃各務に開創され、その勢力を拡大し、1551年現在の地に移転してきました。
斎藤・秀吉・前田・金森などの武将に支えられ大いに栄え、1632年寺小屋を開設し、四筋の家並みを整え、門前町を形成していきました。現在は本堂・太子堂のみが残るお寺ですがが、八尾の歴史とともに歩んできているお寺です。
(1)寺名:聞名寺(もんなじ) (2)住所:富山県富山市八尾町今町1662
(3)山号:桐野山 (4)宗派:浄土真宗本願寺派
(5)開山:願智坊覚淳 (6)開創:1290年 (7)本尊:阿弥陀如来
 風の盆の期間中は、境内には屋台も並び、午後3時頃から11時頃まで、おわらの踊り教室や舞台踊りが開催され観光客で混雑していました。」
                 聞名寺(もんみょうじ)舞台踊りの動画        
                              撮影2011年9月2日   
 
   ストロボなし ISO感度6400 手持ち撮影   
男女混合踊り
 
 「おわら風の盆」は地元関係者が守ってきた町内の人の行事ですが、最近は観光客が増加し、大変賑わっています。当然のごとく、カメラマンも多く、その行動は残念ながらマナーの悪さが目立ちます。
おわらの町流しは南北に約3キロメートルの町内を11支部が移動していきながら踊ります。
撮影の場合は午後早めには現地にいき、ガイドブックの地図や行事、時間をチェックし撮影場所の確認をすることを進めます。人気のある場所、踊り支部を撮影する場合は早めに場所を確保すること、三脚を立てて場所取りはできません。夜の撮影も三脚・ストロボ禁止のところがありますので手振れ補正の高感度カメラ・明るいレンズで対応するしかありません。
 



               聞名寺(もんみょうじ)舞台踊りの動画        
                           撮影2011年9月2日
 



  おわら演舞場の舞台踊り
八尾小学校、「おわら演舞場」
毎年、この会場で11の町が30分程度ずつ、その町の「おわら」を披露します。人口が数百人・世帯数が少ないのに町単位に、地方(じかた)と呼ばれる三味線・胡弓・太鼓・唄のグループがあり歴史を感じます。
上新町支部の舞台踊り

                           おわら演舞場の踊り動画    撮影2011年9月1日
 
おわら踊り方教室

時間があれば踊り方教室で習い、町流しの中で総踊りの時間に踊って楽しんでいる人も多いようです。
曳山展示館ステージ(PM2:00〜PM4:00)有料:500円  聞名寺境内のステージ  PM4:00頃
 
   五箇山(世界遺産 菅沼合掌造り集落・こきりこ踊り)