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  (天保古山の平家一本桜)
秘境“平家谷”に咲き誇る平家五大山桜
今日は5時起き、人がいない時を狙ってのドローン撮影。
源平合戦壇ノ浦の戦いで敗れた後、平家追討の最後の激戦地となった山川町の「古戦場要川」から東南東にある天保古山(てんぽこやま)の山頂に立っている満開の山桜。麓から山の上に凛と立ち、その容姿は周囲に対し存在感がある一本桜でした。
今日は青空と無風で絶好の空撮日和となりました。
平家一門と源氏追討軍との最後の決戦の場となった要川を一望する天保古山山頂のこの桜は全国で落命した平家一族の魂が乗り、平家の神木として親しまれているそうです。そして小高いその山には一際目立つ大樹が1本。その高さ18メートル、幹まわり2.5メートルで、樹齢250年というスケールの大きさと平家伝説の1本桜に感激して帰宅
福岡県みやま市山川町甲田 
●山桜
●樹齢 250年
●樹高 18m 幹周 2.5m
壇ノ浦の戦いで滅びた平家の落人が源氏追討軍と戦った「古戦場要川」そこから1.2kmほどのみかん畑に囲まれた天保古山山頂に立つ、満開の一本桜は、山頂から敵を見据える古武士の晴姿のようにも感じる。一本桜はライトアップされ麓からも望める。
 天保古山の1本桜の地図


山の上に凛と立ち、その容姿は周囲に対し存在感がある一本桜
















ドローン撮影




 要川公園の枝垂桜
帰り道にある要川公園の枝垂桜が満開でした。
要川は飯江川と待居川の合流点で、源平最後の合戦場と伝えられています。文治元年(1185)3月、壇ノ浦を追われた平家一門は筑後平野を南下し、要川周辺に背水の陣を敷きましたが、源氏に敗北を喫しました。この要川河畔が公園になっており、入口には「古戦場要川」の石碑が立っています。公園の少し先には、平家方の物見跡と伝えられている「物見塚(ものみづか)」があり、小高い山にからは遠く野町、竹飯方面まで望むことができるそうです。