稚内フェリーターミナルから利尻島へ。ハートランドフェリーのサイプリア宗谷で52km、約1時間40分の船旅でした。 最初は混雑していた船室に座りましたが、以外に寒くなかったので船の後部デッキ(オープン)のイス席に座りながら利尻富士を撮影をしました。 |
稚内港北防波堤ドーム(1999年完成・北海道遺産) |
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後部デッキ・カモメが追ってきます |
2等船内 |
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ハートランドフェリーからの利尻富士(標高1721m) |
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船のデッキからは、雲の中から頭をだした利尻富士が見えてきました。 |
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約2時間で香深港(礼文島)へ到着 |
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スコトン岬(礼文島最北限の岬)
スコトン岬展望台と海馬島 |
島の最北端の岬に立つと、海原が左右180度に広がり、よく晴れた日には、沖合いにサハリンの島影も望むことができるそうです。岬の正面に浮かぶ周囲4kmの無人島・トド島は、海鳥の楽園。夏は、花々やゴマフアザラシも観察することができます。 |
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宗谷岬と異なり、海に突き出た岬であるため、周りの荒涼とした風景と重なり非常に趣のある岬で岬の先には海驢島(トド島)が見え更にその北に種島があります。
スコトン岬には「最北限の地」という標柱が立っています。礼文島内では最北の地なのですが、日本最北端の地である宗谷岬よりはわずかに南に位置するため、「最北限」という表現になっているとか。 |
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最北限を名乗っているものが多く、この「最北限のトイレ」以外に「最北限の売店」「最北限のバス停」などがあるそうです。 |
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岬の真下に「民宿スコトン岬」があり、「人が住んでいます。石を投げないでください」との看板が立っていました。 |
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礼文島の北端「スコトン岬」から途中の「レブンアツモリ草群生地」などを車窓から眺めながら澄海岬へ |
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スカイ岬(澄海岬)(礼文島一の透明度を誇る海) |
急な階段を登りきった岬から望む海は、どこまでも澄んだ青い海で光の射しかたや水深によってはライトグリーンやエメラルドグリーンなどに変化するそうです。その名の通り、透明度の高い入り江は、海底の石まではっきりと手にとるように見えました。 |
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西上泊園地 (案内板にあった「西上泊園地」の説明文)
澄海岬(西上泊園地)は、島の西海岸に連なる断層を展望し、足元に透んだ海を見おろす絶景の地です。
島内でこの澄海岬や、北に見えるゴロタ岬、スコトン岬、トド島の周辺は、玄武岩という火成岩からできています。
一方、ここから南に続く海岸線は、礼文島の基盤の古い堆積岩が隆起したものです。
それぞれ石はかたく、波の浸食に強いため断崖絶壁となっています。
礼文島の豪快で可憐な自然を味わえる西海岸8時間コースは、スコトン岬を出発し、この岬を通り、宇遠内、元地へと続いています。
−君の心青く澄んで、僕の心がとりもどす海の青さ− (歌「僕の終わり」より) |
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「澄海岬」の展望台から東側の湾を見下ろした景色です。曇り空でしたが、海の色は素晴らしく、しばらくの間眺めていました。沖縄の海の色にも似て、見ていると心が癒されるようです。北に突き出た「澄海岬」の沖には、岩山が続く「稲穂ノ崎」が見え、更にその向こうには「ゴロタ岬」が見えています。澄海岬の展望台を下りていく途中で西上泊の漁港や、集落が見えます。港に高いフェンスがありますが、冬の風対策の設備で民家や船を守っています。
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入江の周辺にはこの時期の最後の可憐な花々がまだ咲いていました。
夏には右手の斜面一帯には黄色い「トウゲブキ」の花が咲き乱れ、その間にピンク色の「イブキトラノオ」も見られるそうです。
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香深漁港での『海鮮丼』の昼食 |
漁港を散歩しながらカモメを撮影 |
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北のカナリアパークの見学 |
「北のカナリアたちの映画ロケ地だった北のカナリアパークは2013年7月27 日にグランドオープン。
「北のカナリアたち」は、礼文島や利尻島、稚内市、豊富町がロケ地として撮影された映画。雄大な自然も映画の見どころのひとつです。
パークの中心施設は、ロケのために建てられた学校。廊下には、実際に廃校になった学校のものが利用されています。
校舎内には、ロケ時の写真や衣装を展示していました。洋上に浮かんでいるような利尻山は絶景でした。 |
湊かなえ原作の短編集『往復書簡』に所収された「二十年後の宿題」を原案としている。監督は阪本順治。吉永小百合の116本目の出演作品である。全国330スクリーンで公開され、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第2位となった[2]。第36回日本アカデミー賞 では、最多タイとなる12部門で優秀賞を受賞、うち3部門で最優秀賞を受賞した。その他の受賞については受賞歴を参照。小学校の撮影には既存の分校を撮影に使う案もあったが、平屋の木造校舎というイメージに合う建物が見つからなかった。木村大作は島の自然を捉えることにこだわり、利尻富士の見える候補地にセットを作ることを進言した。このセットは撮影後も保存され、2013年7月27日に「北のカナリアパーク」として一般公開された]。 |
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映画「北のカナリアたち」のロケ地。礼文島南部の高台で、ロケが行われるまでは一般の人は立ち寄るところではありませんでした。でも、島の人はここから見る利尻富士が一番と言います。はるが赴任した麗端小学校岬分校。この映画のために建てられたメイン舞台だそうです。 |
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礼文島の香深港から見た利尻富士(標高1721m) |
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礼文島から見た利尻富士が一番綺麗でした |
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礼文島・香深港 からハートランドフェリー:で利尻島・鴛泊港 へ、(所要時間40分) |