若草写真館へ




今年、福岡市近郊は昨年と違いオシドリが少なく、撮影が出来なかったので今回は築上郡の山里にある池での撮影になりました。途中築城基地でF15の訓練飛行を撮影しました。
オシドリはヤマセミと同じく、警戒心の強く、人の気配を感じるとすぐに逃げます。日中は繁みや木の下に隠れているため、撮影時間は限られていて早朝や夕方は動きが激しく、撮影のチャンスです。もちろん迷彩ネットを使用してオシドリの警戒心との勝負になります。
又、晴れた日よりも曇天や雪の日の方が人との距離が短くなるようです。(福永攻治)

●撮影機材
(カメラ )  D800 
(レンズ )  Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II(IF)+ 1.7×テレコン  三脚使用
(迷彩ブラインド)   Breath (ブレス)迷彩ネット  


●オシドリ(鴛鴦)は、鳥綱カモ目カモ科オシドリ属に分類される鳥類。
(分布)
東アジア(中国、ロシア南東部、朝鮮半島、台湾、日本など)のみに分布。日本では北海道や本州中部以北で繁殖、冬季になると本州以南(主に西日本)へ南下し越冬する。イギリスなどへ移入・定着
(形態)
オスの嘴は赤く。繁殖期のオスは後頭(冠羽)、頬から頸部にかけての羽毛が伸長し、顔の羽衣が白や淡黄色。胸部の羽衣は紫で、頸部側面には白い筋模様が左右に2本ずつ入る。メスは嘴が灰黒色。非繁殖期のオスやメスは全身の羽衣が灰褐色、眼の周囲から後頭にかけて白い筋模様が入る。
(人間との関係)
仲が良い夫婦を「おしどり夫婦」と呼ぶが、生物学的に、本物のオシドリは、冬ごとに毎年必ずパートナーをかえます。オシドリに限らずカモ科鳥類は、すべて、必ず毎年パートナーをかえ同じオスと二年以上過ごすことは絶対ありません
抱卵はメスのみが行い、育雛も夫婦で協力することはないそうです。

小林一茶が『放れ鴛一すねすねて眠リけり』と詠んだように、多くの句で詠まれています。新潟県にオシドリ夫婦の民話があるそうです
和名のオシは「雌雄相愛し」に由来すると考えられていて漢字標記は鴛が本種のメス、鴦が本種のオスを指します。雌雄の仲が良いと考えられ、本種を用いた夫婦の仲が良いことを指すことわざとして「鴛鴦契」「鴛鴦偶」などがあります(中国では・鳥類雌雄の為、メスが先でオスが後。鳳凰も同じ)。2011年4月現在、日本の普通切手の50円に採用されています。

繁みの中で休憩(日中)
薄暗いと動きが激しくなります。

人の気配を少しでも感じると一斉に逃げます。