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春日の婿押し(むこおし)

福岡県春日市の春日神社で今年から成人の日の前日に開催日が変更になった(1月7日)、
婿押しの儀式が行なわれ、昨年結婚したばかりの婿を締め込み姿の男たちが手荒く押して祝福する「婿押し」のお祭りがありました。見所は境内の御池で縁起物の神酒樽(みきだる)を壊し、木片を奪い合う樽せりで厳しい寒さの中、締め込み姿の約50人の男たちが勇壮に水しぶきを上げで樽を割っていました。樽の木片は開運を呼ぶとされ、争奪戦を繰り広げました。今年、祝福された2人の婿は氏子と一緒に走って池に飛び込み、池から上がった後は婿押し(拝殿もみ)が行われ、新婚夫婦の門出を祝いました。
行事の流れは、午後7時15分の左義長(さぎちょう)への点火の後に、子どもたちによる樽(たる)の奪い合いが始まる。続いて、花婿あいさつ、花嫁と花婿の盃など一連の「宿の行事」が行われる。その後、花婿を含む氏子たちは裸になって神宮の前でおはらいを受け、神池(みいけ)を舞台に祭りのハイライトである勇壮な「樽せり」に突入する。もみ合ううちに割られた樽の一片を手にした者は、これを神棚に供え、五穀豊饒(ごこくほうじょう)と開運を祈願する。
樽せりの後は春日川(牛頸(うしくび)川)へお汐井(おしおい)取り(現在は護岸工事で川に降りられないため、川そばの神社で行う)に行き、その帰る足でいっせいに拝殿に駆け上がって参拝し、花婿を中心に祝唄を唱和しながら、まるで“おしくらまんじゅう”のように拝殿の中でもみ合う。その後一団は、左義長周辺へと駆け戻り、最後は神前に供えた「若水」を花婿に注ぎ祝福する。婿押しが終わると左義長の周りに集まり、手打ちをして一連の行事が終了しました。
         (行事の流れ)
  1. ●左義長(さぎちょう) PM7:15点火 PM●子どもの樽取り、お汐井(おしおい)取り PM7:05  PM
  2. ●宿の行事 PM7:40
     式次第は、1開会の辞、2三期組合代表者あいさつ、3氏子総代あいさつ、4区長祝辞、5花婿あいさつ、6花嫁熨斗出し、7前酒、8婿と婿抱きの盃からなる。
  3. ●樽せり PM8:40 ●お汐井取り PM8:50  ●婿押し(拝殿もみ) PM9:00  ●千秋楽 PM9:25

       [日時]
      1月14日 午後7時15分〜9時30分ごろ
  [場所]春日神社(春日市春日1―110)
    [問い合わせ先] 春日神社  電話 092−581−7551 ファックス 092−581−7925

当日は沢山の屋台が出て深夜まで賑やっていました。
 
 
午後7時15分の左義長(さぎちょう)への点火 「樽せり」が始まります
お汐井(おしおい) 子どもたちによるお汐井(おしおい)取り
 子どもたちによる樽(たる)の奪い合いが始る
 
 宿の行事 PM7:40
 式次第は
1開会の辞、2三期組合代表者挨拶、3氏子総代挨拶、4区長祝辞、5花婿挨拶、6花嫁熨斗出し、7前酒、8婿と婿抱きの盃
 
今年の2組の新婚さん・緊張気味でした。
 
樽せり
宿もみ(公民館)が終わると、神酒樽が神前に供えられ、樽せりが始まります。神官から帳元に投げられた神酒樽を奪おうとして青年らのせめぎあいは鳥居前の御池にもつれ込むのである。樽を奪い、奪った樽を踏みつけ壊し、その木片を奪い合います。砕けた樽の木片は、持ち帰り神棚に供えます。
「ヨイショ」の掛け声に合わせ、神酒樽を割ろうとする男たち
 
 
樽の木片は開運を呼ぶとされ、争奪戦を繰り広げました 
 
 
樽せりが終わると全員で汐井川(牛頸川)に向かい、身を清め、持ち帰った汐井を神前に供え、拝殿にかけ登り、祝い唄をうたいながらもみ合う。
婿押し(拝殿もみ)おしくらまんじゅう
青年達が腕を組み、円陣をつくり、その中心に新婿を迎え入れ、祝福の気持ちを込めて青年達が円の中心に向かって押しあいます。
 
幼児がもまれると健康に育つといういわれがあり、次々と幼児が拝殿に上げられもまれる。都合3回、拝殿もみが行なわれる。
 婿押し・拝殿もみの動画
空もみ
拝殿もみが終わると、鳥居横に設けられた若水の神棚の前に男衆が集まり、やがて祝い唄を歌いながらサギッチョの回りをまわる。これを空もみという。空もみが終わると花婿に若水をそそぐ。
 
婿押しが終わると左義長の周りに集まり、手打ちをして一連の行事が終了。
RKBの高田課長も祭りに参加 今年の祝福された新婚御夫婦のインタビュー